新米のご飯対策

「新米は炊き水の量をひかえめにする。」という方がいらっしゃいますが、実は昔の米作りは全て天候まかせ、お米の乾燥も天日乾しで、「自然乾燥」があたりまえでした。しかし、「自然乾燥」は天候の変化によって、乾燥しすぎてお米が割れたり、雨や露で水分を吸って発芽したり、お米の品質が一定ではありません。現在では、お米の収穫適期に刈り取った籾を乾燥機で乾燥します。しかも、品質の劣化をさせないために、乾燥温度や乾燥速度をコンピューターで管理しながら最も美味しいお米に仕上げます。ですから、お米の水分も16%程度に調整しているため、炊き水もいつものお米とおなじだけ入れていただくことをお進めします。

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