冬場のお米、ご飯対策

秋にとれた新米も冬場をむかえ、乾燥した気候になってくると、お米にとってダメージを受けやすくなってきます。水温も低くなってきましたね。おいしいご飯を炊くにはお米の芯までたっぷりと水を浸透させる必要があります。水温が低くなると お米の水の吸収が遅くなります。十分 水につけておかないで、炊飯すると芯が残ったり、グチャッとしたご飯になりまする二時間(少なくとも一時間)の漬ける時間がほしいものです。

お米の浸水時間について
ここはかなり重要なポイントです。実はお米の芯まで水がしみこむのには、2時間かかります。米の浸水は炊きあがりの食感を左右するといいますが、それだけではありません。水をたっぷり吸ったお米は、炊いた時に米の中心まで熱が行き渡ります。この熱によって起きるのがデンプンのブドウ糖への変化。糖化酵素が熱によって活性化され、デンプンをぶどう糖に分解。ご飯の甘みを引き出すのです。つまり、水を多く含むお米ほど、おいしくなるということです。
冬場のお米の保管について
冬は乾燥しています、お米もダメージを受けやすい時期です。できれば密封できる容器などに保管していただき、ご購入も一度にたくさんではなく数回に分けて、新鮮なお米をご購入していただいたほうが、よりおいしく召し上がれます。

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