5.同じ品種でも産地によって味が違うのは

5.同じ品種でも産地によって味が違うのは

日本には数多くのお米があります。その中で最も有名なお米の種類はコシヒカリであり、日本中でコシヒカリが作られています。しかしコシヒカリといっても産地によって全て食味がちがうのも事実です。


同じ品種でなぜ食味が変わってくるのかといいますと、栽培する土地の気候や土壌、肥料によって違いが出てくるのです。

お米に粘りを出し、やわらかくする成分であるアミロースは、お米の粒が大きくなる時期に気温が低くなると含量が高くなり、気温が高くなると低くなる傾向があるといわれています。また、窒素含量やマグネシウム含量も土壌により変わり、それもお米の食味に違いを生じさせる原因になります。


このように、お米は様々な要因が重なることで同じ品種でも食味がちがってくるのです。


お好みの品種が見つかったら、さらにお好みの産地を見つけるのも宝探しみたいで楽しいかもしれないですね!